つらくなるほど切ない・・・

Amitie

2009年09月09日 21:27

今週から再放送が始まりました

慎む人」で直木賞作家になった天童 荒太原作
ドラマ 「永遠の仔


思いっきりはまっています

結構原作の内容に沿った脚本のようですが
やはり映像で観ると過激さが増して・・・
第一話目はあまりにもつらくて
号泣してしまいました


天童 荒太作品に
家族狩り」から入ったのですが
この作品もそうであるように
社会から家族であるということだけで隠されてしまう
つらくかなしい弱いものの姿
が描かれています

(しかしそれに立ち向かうすべも・・・)


「家族狩り」も「永遠の仔」も本が厚いので
敬遠されがちですが・・・
ぐいぐい読ませるタイプの作家なので
あっという間に読み切れます


母親にはつらい描写もありますが
決してフィクションだとは思えない世界
深く考えさせられます                          hina






関連記事